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緊迫の瞬間 ダム津波の脅威
犠牲者2000名以上を出す地すべり・溢水災害を引き起こしたダムについての検証番組です。
台風19号は大きな被害を残しました
台風19号は、多くの川を決壊させる大災害となりました。僕の住んでいるエリアは、特に被害は発生しませんでしたが、田舎の実家のあたりは、あわや。という状態であり、また隣町では実際に決壊してしまいました。
ダムが注目を浴びている
最近、水害時のダムの役割について、ニュースなどで流れることが多くなった気がします。異常気象により、水害が発生しやすくなったからですかね。。雨量が多くなってもギリギリまで水をため込んで、河川の氾濫を防いでくれる一方、許容量を超えてしまった際には、多くの水を流さざるを得ず、下流域に影響が出ることも実際にあるようです。
バイオントダムを知っていますか
バイオントダムは、イタリア北東部を流れるピアーヴェ川の支川・バイオント川に建設されたダム。1960年に竣工したが、1963年10月9日に犠牲者2000名以上を出す地すべり・溢水災害を引き起こし、放棄された。(by Wikipedia).
このダムは、完成後に水をため始めてから、3年後、大きな地滑りが発生し、ダム湖にたまっていた水を200メートルも吹き上げ、ダムを乗り越え下流の街を壊滅させた事故を起こしています。
ダム関係者は、地滑りが発生し得る地盤だということは判っていましたが、その地滑りはコントロールできると思っていました。が、地盤構成について、間違った理解をしていたため、大規模な地滑りを発生させてしまったものです。
日本ではこのような事故は起きていないはずですが
日本でもダム湖に地滑りが流れ込んでしまったことはあったようですが、溜めていた水が少なかったなどという理由で、災害は発生していないようです。
でも、今回のような台風が何度も来ると、地盤が緩んで、このバイオントダムのような事故が発生しないとは言い切れないのではないかと心配してしまいますね。
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