WinMergeの不便なところ(機能を知らなかっただけ。。)
WinMergeはWindows用のファイル比較ソフトです。大変便利なのですが、いつも、残念だなーと思うことがありました。
それは、SVNやGitでファイル管理を行っている時に、ソースフォルダーを比較しようとすると、管理用のファイルまで比較してしまい、結果的に大量の差異情報が現れえしまうのですね。その不要な情報をさけつつ、確認するのが大変。
フィルタファイルを使えばいい
なんか無いかなと思っていたら、ありました。 フィルタファイル を使用して、対象非対称を指定してあげればいいのです。
設定方法
WinMergeを起動するとファイル/フォルダの選択画面になるのですが、その真ん中あたりに「フィルタ」という指定項目があります。
ここは初期値で「.」が設定されていますが、
右側「選択」ボタンをクリックしてフィルタの選択画面に移り、既に初期インストールされているフィルタファイルを選ぶか、新しく定義を作成してインストールした後に、OKボタンを押して、最初の画面に戻ります。
既にインストールされているフィルタファイルを使う場合は、それぞれの言語用のものを使うか、Frontpageを使うといいでしょう。
これで、フィルタが設定されているので、フォルダを比較してください。比較不要なファイルは無視されるようになります。
記述方法は以下のように。
## : コメント def : 対象の扱い 通常の感覚と逆転しています。気を付けてください。 def : include でフィルタに記入されたファイル・ディレクトリを比較対象から除く、 def : excludeでフィルタに記入されたファイル・ディレクトリ以外を比較対象から除く d : 対象ディレクトリのパターンを指定(正規表現) f : 対象ファイルのパターンを指定(正規表現)