プログラミングでは毎日何時間もコードと向き合います。
そのときに大事なのが「見やすいフォント」。可読性や美しさはもちろん、長時間のコーディングでも目が疲れにくいかどうかも重要です。
ここでは、人気が高く実際に使いやすい「プログラミング向けフォント」を5つ紹介します。
Contents
1.
JetBrains Mono
JetBrains社が開発したオープンソースのプログラミングフォント。
– 特徴:読みやすさと美しさのバランスが良い。特に「i」「l」「1」などの判別がしやすい。
– メリット:Ligature対応で、!=
や =>
などが見やすい記号に自動変換される。
– こんな人におすすめ:モダンな開発環境が好きな方、VS CodeやIntelliJユーザー。
2.
Fira Code
プログラマー御用達の大人気フォント。
– 特徴:プログラミング用Ligatureの代表格。!==
や ->
などがスタイリッシュに表示される。
– メリット:カスタマイズ性が高く、好みに合わせて使える。
– こんな人におすすめ:記号を多用するJavaScriptやKotlinなどのモダン言語ユーザー。
3.
Consolas
Windows環境でおなじみの定番フォント。
– 特徴:等幅で見やすく、昔から多くのプログラマーに愛用されている。
– メリット:デフォルトで利用できるため導入が簡単。
– こんな人におすすめ:Windowsユーザーで「とりあえず安定感のあるフォントが欲しい」という方。
(Windowsに標準搭載。個別配布はされていません)
4.
Source Code Pro
Adobeが開発したオープンソースフォント。
– 特徴:スタイリッシュで視認性が高い。太さのバリエーションが豊富。
– メリット:デザイン性が高く、長時間のコーディングでも疲れにくい。
– こんな人におすすめ:MacやLinuxユーザー、見た目の美しさにもこだわりたい人。
5.
Intel One Mono
Intelが2024年に公開した新しいプログラミング用フォント。
– 特徴:シャープでモダンなデザイン。横幅がやや広めで、数字や記号が非常に読みやすい。
– メリット:最新のオープンソースフォントで、ターミナルからエディタまで幅広く活用できる。
– こんな人におすすめ:最新の環境を試したい方、長時間のコーディングでも疲れにくいフォントを探している人。
まとめ
フォント選びは完全に「好み」と「環境」によります。
– Ligatureが欲しい → JetBrains Mono / Fira Code
– 安定した使い心地 → Consolas
– デザイン性や美しさ → Source Code Pro
– 最新の選択肢 → Intel Mono
一度インストールして、普段使っているエディタやターミナルで試してみるのがおすすめです。
ダウンロードリンク集
- JetBrains Mono
公式サイト | GitHubリリース - Fira Code
GitHubリリース - Consolas
(Windowsに標準搭載。個別配布はされていません) - Source Code Pro
GitHubリリース - Intel Mono
公式ページ | GitHubリリース